ARTA Project
第3戦 セパン 予選レポート(GT500)
フリーで手こずるもQ2進出
約1ヶ月半のブランクで行われる第3戦の舞台は灼熱のマレーシアだ。マレーシアと言えば熱帯雨林のイメージがあるが、ここ数年SUPER GT開催期間は殆ど雨が降っていない。今回もドライコンディションでフリーのセッションが始まった。
前回の富士で良い感触を得たARTA HSV-010は、硬めのタイヤをチョイスして走り出した。ピットインを繰り返し、調整を進めていったが、コンディションに合わせきれず13番手で最初のセッションを終えた。
チームは予選に向けてセッティングの調整とタイヤの見直しを行いQ1に挑んだ。Q1のアタッカーはラルフ・ファーマン。ラルフは早めにコースインをして、入念にタイヤを温めてアタックに入った。セッティングの調整とタイヤの見直しが良かったのか、ラルフは7番手でQ1突破を決めた。
最初のセッションが不調だったため、Q1を突破出来るか心配していた松浦孝亮はQ2へ向けて気合が入った。松浦は500クラスでこのコースを走るのが初めてだった。最初のセッションはセッティングが決まらず、ラルフがメインでドライブしたため、慣れない状態でQ2に挑んだ。松浦は途中ミスをしてしまったが、そんな中でも7番手のタイムを記録する事が出来た。
マシンの状態は向上しているので、明日の決勝では表彰台の一角に食い込めるように取り組みたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「最初のセッションの状態は凄く悪くてQ1を通過出来るかどうか心配だったけど、セッティングを見直したところ、それがそこそこ合ってたみたいだね。明日は7番手からのスタートだけど、暑いレースなので、慎重に戦って順位を上げていきたいね」
佐藤真治エンジニアのコメント
「最初のセッションはセットアップに手こずりましたが、手探りで遅かった原因を究明し、セットを見直しました。予選ではそれが上手くいったと思います。明日はタイヤのライフを読みきれていないので、どのくらいの周回でルーティンのピットインをするか決めきれていませんが、良い方向へ持っていけると思います」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「フリープラックティスではマシンの状態が悪くセット変更を沢山行いました。色々なデータを集めて予選までにセット変更をしたところ、マシンは少し上向きになりました。フリープラックティスの事を考えると7番手に入れたのは非常に良かったと思います。明日の決勝はチャンスがあると思うので、集中して結果を出したいと思います」
松浦孝亮選手のコメント
「フリープラックティスではマシンの状態が非常に悪くて、予選はどうなるかと思いましたが、チームが良い方向にマシンを作ってくれたので、なんとかQ2に滑り込む事が出来ました。これは凄く評価出来る事だと思っています。僕はこのコースを500クラスのマシンで走った事が無かったのと、フリープラックティスでも殆ど走る事が出来なかったので、自分の納得のいくレベルの走りが出来ませんでした。でもマシンは良くなってきているので、5位以内、あるいは表彰台を狙っていきたいです」
