今季末でのF1撤退を発表したBMWだが、12月に若手ドライバーのF1テストを行うことを明らかにした。
BMWは2009年末をもってフォーミュラBMWアメリカを終了し、ヨーロッパおよびアジアでのシリーズに集中することを発表、この際に、アメリカ出身のアレクサンダー・ロッシとメキシコ出身のエステバン・ガティエレズが、12月上旬、ヘレスでBMWのF1テストに参加することを明らかにした。
「今週F1からの撤退を発表したものの、我々はフォーミュラBMWにおける若手ドライバーへの貢献を尊重していく」とBMWモータースポーツディレクター、マリオ・タイセンはコメントしている。
「したがって、我々はふたりのフォーミュラBMW卒業生にF1マシンの経験を積むチャンスを与えることを楽しみにしている」
「アレクサンダー・ロッシは昨年フォーミュラBMWワールドファイナルを制し、このチャンスを獲得した初のアメリカ人ドライバーとなった。エステバン・ガティエレズは、2007年のフォーミュラBMWアメリカシリーズでルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、昨年は手強いライバルたちを退け、フォーミュラBMWヨーロッパの選手権を制した」
「12月にふたりのドライバーはF1テストに自らの足跡を残すこととなる」
