BMWモータースポーツディレクター、マリオ・タイセンは、3チームのディフューザーが違法であるとしてBMWザウバーが提出した控訴が棄却された後、これではレギュレーション変更の目的が達成されないとコメントした。
FIA控訴裁判所が問題のディフューザーは合法とする裁定を下した後、タイセンは以下のようなコメントを発表した。
「我々は国際控訴裁判所の決定を受け入れる。今回の判決により、レギュレーション適用に関して明確性が与えられた。しかしながら、新レギュレーションが立案された際にオーバーテイキング作業部会が意図した、ダウンフォースとコーナリングスピードの削減は、達成されていない。同時に、今回の決定によって、7チームがマシンに必要なモディファイを行うため多額の資金を投じざるをえなくなるだろう」
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BMW「オーバーテイク作業部会の意図が達成されない」
