スーパーGT第4戦スポーツランドSUGOでデビューを迎えるMUGEN CR-Z GTの参加条件が11日、GTアソシエイションから発表された。
MUGEN CR-Z GTはモータースポーツに特化した“レーシングハイブリッド”を搭載するハイブリッドレーシングカーで、マシン製作については、ホンダ自体がパワートレインを担当。M-TECとの共同プロジェクトという形を取り、TEAM無限から参戦する。
スーパーGT300クラスの参加各車のポテンシャルを揃える参加条件については、第4戦については6月22日付けで発表された2012年FIA GT3ヨーロッパ選手権における性能調整の変更を受けて修正されたものが7月3日に公開されていたが、MUGEN CR-Z GTについては別途公示されるとされていた。
11日に発表されたMUGEN CR-Z GTの参加条件は、SUBARU BRZ R&D SPORT同様区分A(2012年JAF-GT300に従った車両)に当てはめられており、1100kg=27.1/1150kg=27.7/1200kg=28.2という最低重量/リストリクターのテーブルが適用され、そこにハイブリッドシステムの重量が57kg追加される形になる。
なお、ハイブリッド車はパワーアシストを得る分、システムの重量はGT300規定で定められた最低重量からプラスされる形になる。ちなみに、apr HASEPRO PRIUS GTのハイブリッド重量は+105kgだ。
その他の車両の参加条件については、7月3日に公開された参加条件から変更されていない。