2014年から、スーパーGT500クラスの車両はDTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統合することになるが、14年からのGT500車両は2リッター直4ターボエンジン、DTMでは4リッターV8NAとエンジン規則は来年以降も異なるまま。しかし、15年以降、DTM車両が2リッターターボに合わせられる可能性が出てきた。
これは15日発売のオートスポーツNo.1350に掲載されているもので、DTMを統括するITRから、エンジン規則統一のためのワーキンググループ設立の投げかけが、スーパーGTを統括するGTアソシエイションに対してあったという。
この背景には、昨年からDTMに参戦を開始したBMWがエンジン規則に関して積極的なのではないかという。メルセデスベンツにはF1、アウディ(フォルクスワーゲン)にはル・マン、WRCがあり、テクノロジーをアピールする場は別にあるものの、BMWは今季体制を見ても分かるとおり、DTMに積極的であり、スーパーGTとの規則統一にも当初から積極的に希望していた。
記事の中では、アメリカのグランダム・シリーズを含めた背景、さらに今後のエンジン性能抑制を吸気リストリクターから変更する方向についても触れられている。もし、エンジン規則が統一されれば、DTMとスーパーGTの間での交流の障壁はさらに低くなる。今後の動向に注目したい。
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