DTM第4戦ザントフールトでチームオーダーを発令したと判断され、ペナルティを科されたアウディが、この裁定を受け入れながらも、今後レギュレーションにおけるチームオーダーの定義を明確にするよう求めた。
「我々はレギュレーションの文言に違反していないという意見は今も変わっていない」とアウディ・モータースポーツのボス、ウルフガング・ウルリッヒはコメントしている。
「(しかし)この議論が何週間も続き、ザンドフールトのリザルトが暫定扱いのままになることは、DTMおよびモータースポーツの最大の利益になるとはいえない。そうなれば、最も大きな損害を被るのはファンであろう。このことを考慮し、アウディはこのスポーツに敬意を表し、DMSBの見解を受け入れ、控訴を提出しないという決断を下した」
「今後、アウディは、レギュレーションにおける“チームオーダー”の一節が、より正確な言葉で表現され、チームオーダーと戦略の間の線引きがどこで成されるのか、正確な定義を含めるよう提言する」
