ドイツツーリングカー選手権、第7戦がオランダのザンドフールトで11日に開催され、昨年の王者マルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)が今季初勝利を挙げた。なんとBMW勢がトップ7を独占、他陣営を圧倒する結果となっている。

 予選は、アウグスト・ファーフス(BMW M4 DTM)が自身初のポールポジションを獲得。ウィットマンは2番グリッドから好スタートを決めて、1コーナーでトップを奪った。一方、出遅れたファーフスは、予選3位のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW M4 DTM)とサイド・バイ・サイド。結局はマキシム・マルタン(BMW M4 DTM)にも先行を許し、早々に4番手まで後退してしまう。

 オープニングラップでは、後方でアクシデントが発生。ポール・ディ・レスタ(メルセデスAMG C63 DTM)がクラッシュを喫して、セーフティカーが出動する事態となった。ディ・レスタは歩いてピットへと帰還したが、レースは早々に終了。アクシデントの原因となったロバート・ウィケンス(メルセデスAMG C63 DTM)はエドアルド・モルタラ(アウディRS5 DTM)とミゲル・モリーナ(アウディRS5 DTM)との接触によるダメージもあり、結局リタイアに終わった。

 レースは首位ウィットマンを、ダ・コスタが追う展開となる。今季レッドブルF1テストドライバーを兼任しているダ・コスタは、ウィットマンにプレッシャーをかけ続け、終盤1コーナーで何度も勝負を仕掛けたが、逆転ならず。それでも2位は自身ベストリザルトで、DTM初表彰台へ登ることになった。

 マルタンは上位2台の争いから離れ、トップから約2秒後方で3位チェッカーを受け、静かに表彰台の一角を占める。ファーフスはゲイリー・パフェット(メルセデスAMG C63 DTM)と争っていたが、ラスト2周の7コーナーで両者が軽く接触。パフェットがグラベルで大きく順位を落とし11位、ファーフスは4位を守った。

 現在ポイントリーダーのジェイミー・グリーン(アウディRS5 DTM)は、9コーナーでグラベルへ飛び出してリタイア。しかし、ランキング2位のマティアス・エクストローム(アウディRS5 DTM)もポイント圏外の13位で終えたため、依然グリーンが11点のリードを保っている。

 また、グリーンのコースアウトにより、DTMでは初めてバーチャル・セーフティカー・システムと同等の「スローゾーン」を適用。エイドリアン・タンベイ(アウディRS5 DTM)が指定区間で制限速度を超えたため、ドライブスルーペナルティを受けた。

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