ERCは2015年の暫定カレンダーを発表した。新年早々の1月4日にヤンナーラリーが開幕し、11月の最終戦まで全10戦での構成が予定されている。路面割合としては、グラベルとターマックが共に5戦ずつとなり、ヨーロッパの名門イベントを選りすぐったシリーズ構成だ。うち6戦に、2014年に創設されたERCジュニア(25歳以下のドライバーが対象)が懸かる。
2014年からERC開催となったラリー・オブ・ギリシャ(旧アクロポリス・ラリー)は、会期を3月から10月に移動。最終戦は2014年に続き、ツール・ド・コルスとなる。
「2015年も、ヨーロッパ全土を網羅した、非常にエキサイティングな構成となった」とERCジェネラルコーディネーターのジャン-バティスト・レイはコメント。「アイス、スノー、舗装、グラベルと多彩な路面のラリーが揃い、クルーは戦い甲斐のあるバトルに挑むことになるだろう」
この暫定カレンダーは、12月3日にカタールで開催されるワールドモータースポーツカウンシルで最終的に確定となる。