フォース・インディアは1日、ニコ・ヒュルケンベルグとの契約をさらに2年間、延長したことを正式に発表した。

 昨年から、再びフォース・インディアをドライブするヒュルケンベルグは、2014年の全19戦で15回の入賞を果たすなど、中堅チームのフォース・インディアでもその実力を証明しており、これまで何度かフェラーリのドライバー候補にも挙がるなど、パドックでは一貫して高い評価を受けている。

 最近では、来シーズンから新規参戦するアメリカチームのハースF1が明らかにした候補リスト、10名の中でもトップに挙げられているとみられていた。

 しかし、今年28歳を迎えたヒュルケンベルグは、現在所属するフォース・インディアとの契約をさらに2年延長し、2017年まで留まることを決断した。

「将来のプランを確定し、発表できることを非常にうれしく思っている」とヒュルケンベルグ。
「このチームのことは隅から隅まで知り尽くしているしね」
「チームがこの2年間で示した進展にはとても感銘を受けているし、将来への信頼にもなっているんだ」

 かねてから現行ラインナップの継続を口にしていたチームボスのビジャイ・マルヤは、ヒュルケンベルグの残留がチームの今後に「価値ある安定性」をもたらすと考えている。

「私がニコの最大のファンのひとりであることを隠すつもりはないし、次の2シーズンも我々のドライバーとして彼を確認することは素晴らしい」
「すでに彼は、我々とほぼ4年を過ごしており、その間に彼が世界最高のレーシングドライバーのひとりに成長するのを見てきた」
「ニコは、我々が今後数年のうちに大きな成果を成し遂げるのに必要なスピード、技術的な知識、成熟度を備えている」
「我々は、彼の才能に相応しいマシンを提供するためにできる限りのことをするつもりだ」

 ヒュルケンベルグは、これまでに出走した86戦のうち、48戦をフォース・インディアから出走している。

 フォース・インディアは、セルジオ・ペレスの契約延長も示唆しているが、一方では、ロータスを買収しワークス参戦を目論んでいると噂されるルノーが関心を持っているともいわれている。

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