フォース・インディアは4日、マクラーレン・アプライド・テクノロジーズとの技術提携を2012年末まで延長したことを発表した。
フォース・インディアとマクラーレンは、2009年の始めに技術提携を結び、それ以来ビジャイ・マルヤのチームはメルセデスエンジンを搭載し、マクラーレンからはギヤボックスとハイドロリクスシステムの供給を受けてきた。
今回の発表では、両者の契約延長とともにチームのテクニカルディレクターにアンドリュー・グリーンが就任したことも発表された。代わりにチームを去ったマーク・スミスは、フォース・インディアとの契約予告期間の終了後にチーム・ロータスに加入している。
グリーンは、チームの前身であるジョーダン・グランプリがF1に参戦する以前の1990年に、デザインエンジニアグループの一員として在籍していた人物で、その後BAR、レッドブルと渡り歩き、昨年7月にフォース・インディアに再び加入した。
2011年型マシンの「VJM04」は、グリーンが開発責任者として最初に造り上げたマシンとなる。