F1第8戦イギリスGPの公式予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを振り返った。

ルイス・ハミルトン 予選=1位
「(母国でポールが取れるなんて)信じられない気分だよ。2007年の時と同じ気分だ。今日はファンの皆を見ているだけで最高の気持ちになる。Q3の僕のラップはサーキットに来てくれたファンのためのラップだった。明日、彼らのためにいい結果を出せることを願っている。今日の結果はチームのおかげだ。彼らは信じられないような仕事をしてくれた。僕は今週末ずっとクルマを100パーセント快適に感じられずにいたから、いい1周を走れてハッピーだ。(決勝で)セブ(ベッテル)を押さえ切るのは簡単なことではないと思う。でも僕らのロングランペースはこれまでほど悪くない。だから少し注意して、タイヤをうまく労わって走り、いい結果を手に入れられればと思う。前の位置を維持するため、プッシュしていく」

ニコ・ロズベルグ 予選=2位
「チームにとって最高の結果だ。去年から僕らが大きく進歩したことが確認できてとても嬉しい。僕らのクルマが予選で速いと自信を持てるのは素晴らしいことだし、強力なグリッドポジションにつくことができると知りながらレースに臨めるのがすごく嬉しいよ。チームは開発を続け、素晴らしい仕事をしてくれている。ファクトリーの皆に心から感謝したい。大勢が今日ここに見に来てくれているんだ。僕はいいラップを走ったし、フロントロウからスタートできるのは素晴らしいことだ。でも今日はルイスが最高の仕事をした。僕らのレースペースが改善されていることを願っている。明日はタイヤマネジメントがすべてであり、ライバルたちを押さえ切らなければならない。明日は僕らより強いチームがいくつか出てくるはずだ。でもフロントロウからスタートできるのはアドバンテージになるから、いい結果を出すことは可能なはずだよ」

セバスチャン・ベッテル 予選=3位
「ルイス(・ハミルトン)は、近道を見つけたか、ここで何か特別なものを持っているのか、どちらかに違いない。驚くようなラップだった。今日は僕らは太刀打ちできなかった。僕はいい1周を走り、マークとのタイムはほぼ同じだ。僕らはやれることをやった。僕らは悪くないが、彼ら(メルセデス勢)は土曜午後には別次元だ。(予選では)3位が精いっぱいだったけれど、明日どうなるかは分からない。彼らもよくなっているしね。(チャンピオン争いをしているフェルナンド・アロンソが10位というのは)彼にとっていいニュースではないね。彼としてはもっと上に行きたかったはずだ。少し驚いたよ。彼らはここ数年、ここではとても強かったのに。今日の結果にはあまり興味はない。レースでいろいろなことが起こり得るからね。レースペースやタイヤの摩耗という面で、彼らは明日の方が力を発揮するだろう。すべてが予定どおりにいけば、10位よりも上でフィニッシュするはずだ。そうでなければ驚くよ」

マーク・ウエーバー 予選=4位
「メルセデス勢相手にフロントロウを争ったが、ここ数戦と同様に彼らは別次元だった。最後に100分の1秒差でセブに負けたのは残念だ。本当に僅差だった。ラップの序盤は満足の出来だったけれど、最終セクターはもう少し速く走る余地があった。物事の優先順位を考えると、僕らは予選ペースとレースペースのバランスをうまくとっている。面白いレースになるだろう。ここからいい結果をつかめるよ」

ポール・ディ・レスタ 予選=失格
「この予選結果にものすごく喜んでいる。チーム全体も5番グリッドには大いに満足していいと思う。午前中のフリー走行ではかなり苦労したから、勝ち残って2台のメルセデスと2台のレッドブルのすぐ後ろに付けられて素晴らしい気分だよ。マシンは好調だ。昨日の4番手にも驚いたけど、今日もそれよりひとつ下のポジションが取れるなんて衝撃だった。このコースは大きな覚悟が必要でスピードもなくてはならないけれど、僕らはベストな部分を最後まで残しておけたんだと思う。一番肝心な時にね。明日に関してはタイヤの摩耗は問題ないし、レース中にトラフィックのない状態で走れるチャンスがあるだろう。今日はよく眠って、明日は順調なレースをし、たくさんのポイントを得たいと思っているよ」
(※予選5位のタイムを記録したものの、その後マシンの重量不足で失格)

ダニエル・リカルド 予選=5位
「この2戦は不調が続いていたから、ここでは強さを発揮したいと期待していたし、これまで以上にモチベーションが上がっていた。それでも事前に今日の午後6番手になれると言われてたら、驚いただろうね。5番手のディ・レスタとはかなりタイムが近かったけれど、このポジションで満足できるよ。今日の午前中は6番手だったし、週末を通して僕らは速さを示していたから、それを予選で確定的なものにできてよかった。たくさんのポイントが取れることを期待しているし、今はレースが楽しみだ。少なくともスタート順位と同じ位置でフィニッシュできたらいいなと思っているんだ。もっと上に行けたら嬉しいし、それを目指してプッシュするけどね。明日は今日より何度か気温が上がって、路面コンディションが大きく変わるかもしれない。ここは高速コーナーが多く、要求が厳しいサーキットだから、タイヤを休める間があまりない。だから明日はタイヤの摩耗が重要な要素になるだろうね。(レッドブル移籍のためにこの予選結果は)もちろんマイナスにはならないだろうが、僕は明日の決勝で速さを見せる必要がある。クルマがいい状態にあり物事をうまく進められれば、速く走れるということを示せたのはよかった。自分の速さを裏付けることができたので嬉しいよ」
(※ディ・レスタ予選失格により5位に昇格)

エイドリアン・スーティル 予選=6位
「今日の7番手は素晴らしい結果だ。午前中のマシンは乗りやすくはなかったが、予選前に改善したら毎セッション、スピードが向上するようになったんだ。今夜課題をこなすことができれば、素晴らしいレースを走るポテンシャルを手に入れられるよ。僕はまだ1セットのタイヤで10周以上の走行をこなしていないから、ロングランのタイヤに関しては未知の要素がまだあるが、どちらのコンパウンドでも自信はある。この結果には満足していいと思うが、重要なのは明日だから決勝に集中しなければならない。戦略的には、先入観を持たずにいくつかのオプションを準備してレースに挑む必要がある。そうすればレースの状況に応じて対処していけるからね」
(※ディ・レスタ失格で6番手に昇格)

ロメイン・グロージャン 予選=7位
予選序盤のハードタイヤではとても速かったんだが、ミディアムではそれほど競争力がなかった。天候の影響なのか、それ以外の要因なのかは分からない。でもとにかく僕らはミディアムでは今朝のフリープラクティスの時ほど速さがなく、予選ではこの位置が精いっぱいだった。僕らは努力して正しい方向に向かっているが、相変わらずタイヤの果たす役割は大きい。今日の自分のパフォーマンスにはとても満足している」

キミ・ライコネン 予選=8位
「予選でチームの2台の差がほとんどなかったから、今日はふたりともマシンからすべての力を引き出したのだと思う。もっと上位のグリッドにつきたかったから、理想的な状況とはいえないけれど、これが現実だ。予選よりもいい結果を目指して決勝に臨む。僕らは通常は決勝の方がいいから、明日もそうなることを願っている。(パッシブ・ドラッグ・リダクション・システムの)効果をもう少し期待していた。でも明日どう機能するかを見てみるよ。レースペースの向上に役立つといいね。新しいパーツを導入する際には常に、もっと上を望むものだ。でもこれが僕らの今の位置であり、これからもっと前進できると期待している。トライしてみなければ何も学べないし、いつまでも使い始めることができない。失うものはそれほど多くないと思う。新しいものを試して大幅にタイムを縮めない限り、上位のドライバーたちに追いつけないからね」

フェルナンド・アロンソ 予選=9位
「今週末はさまざまな問題に苦しんでいる。マシンバランス、ドライバビリティ、パフォーマンスといったいろいろな問題を抱え、それを解決できずにいるんだ。今回は今シーズンで最悪の土曜日だといえるだろう。ここまで悪いポジションだったことはないからね。できるだけ早く対応して、シーズン序盤の状態に戻らなければならない。ここではもっといいパフォーマンスを期待していた。ここは他よりも僕らのマシンの特性に合ったコースだからだ。Q3ではタイヤ選択に少し迷った。最初はハードで行った。今朝のフリープラクティスとQ1ではハードがよく機能したからね。その後ミディアムに換え、うまくいかなければピットに戻ることも考えていたが、そのラップを走り切ることにした。でも結局ライバルたちの方が速かった。明日も僕らは引き続き頑張っていかなければならない。決勝が苦しい戦いになろうとも、レース中に物事が変わり得ることはよく知っている。うまく順位を上げて、できるだけたくさんのポイントを持ち帰りたい。物事がうまくいっているときに興奮しすぎてはならないが、それと同様に、物事がうまくいっていない今、これまで以上に冷静さを保たなければならない。できるだけ多くのポイントを獲得することを目指す。それが現実的な目標だ。悲しい目標だけど。ここまでパフォーマンスはよくないが、明日は今日よりよくなるかもしれない」

ジェンソン・バトン 予選=10位
「フリー走行後に予想していたより上のグリッドにつけられたよ。昨日の時点では1台のフェラーリよりも前、2台のロータスのすぐ後ろで予選を終えられるとは思っていなかった。だけど今週末中で予選が最も満足できる状態だった。マシンを進歩させられたことをポジティブに捉えるべきだね。現実的に見て、今日の11番手はベストな結果だったと思う。Q3に進出できていたとしても、10番手がいいところだっただろう。11番手スタートなら新品タイヤを選べるし、グリッドのきれいな側から出られる。Q2の後FIAの測定に行くためピットレーンを歩きながら、観客に手を振ったんだ。たくさんのユニオンジャックとロケットレッドキャップが見えたし、ファンは週末中ずっとものすごく応援してくれている。母国のファンの前では常にいい仕事をしたいと思うものだ。彼らの応援に対して心から『ありがとう』と言いたい。明日は何が起こるか全く分からない。11番手グリッドは素晴らしいものではないけれど、そこからでもレースはできる。良い結果を目指して全力で走るよ」
(※ポール・ディ・レスタの失格により10番グリッドに昇格)

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