エステバン・グティエレスは、今季残り4戦で、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグに挑戦していけるはずだと語っている。

 F1第15戦日本グランプリでは、グティエレスは14番手スタートとなったものの、最終的にはヒュルケンベルグに続く7位でフィニッシュし、6ポイントを獲得。F1キャリア初の入賞を果たした。

 グティエレスは、今季残り4戦でコンスタントにポイントを獲得することを目指しているという。ヒュルケンベルグと対等に戦えそうかと尋ねられたグティエレスは、次のように語った。

「そうだね。僕の目標は徐々に近づいていくことだ。そして、それは僕らがここ数戦で成し遂げてきたことなんだ」とグティエレス。
「どうなるかはわからないけど、2台ともに入賞圏内でポイントを獲得することは非常に重要なことだよ」
「素晴らしい結果だ。ここからこのリズムを維持し、シーズン終わりに向けて着実に進めるはずだと思っているよ」

 シーズン序盤は思うような結果を残せなかったグティエレスだが、サマーブレイク後は向上を見せ、シンガポールGP、韓国GPと連続でQ3進出を果たした。彼は、自らを支えてくれる人たちのおかげで成長することができたのだと語っている。

「レース後は大きな達成感を得られるんだ。僕自身もチームも、本当に懸命に働いている。彼らは忍耐強く、僕が成長するのを手助けしてくれた」
「チームや友人、家族など、僕の周りにいる人たち全ての結果だ。みんなが一緒になって、僕に大きなエネルギーをくれるんだ」

 シーズン開始前からグティエレスの実力を評価していたザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンは、苦しいシーズン序盤を送っていても、彼の実力を信頼していたのだと語った。

「彼は素晴らしい学習曲線を持っています」とカルテンボーン。
「彼は非常に苦しいシーズンのスタートを切りました。事態はあまりよくは思えませんでしたが、我々は常に彼を信じていました」
「我々は、ある時点でこうしたことが起こるとわかっていたのです」

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