今月5日に鈴鹿サーキットで開幕するF1第15戦日本グランプリ。会場となる鈴鹿サーキットでは、現在、場内看板の変更など年に一度のF1グランプリに向け、着々と準備が進められている。
鈴鹿のF1がいよいよ開幕を迎える。今年はタイトル争いの重要な局面で迎える一戦になるほか、トップチームに匹敵するマシンで3度目の母国レースに挑む日本人ドライバー、小林可夢偉のF1初表彰台にも大きな期待がかかっている。
その舞台となる鈴鹿は、今週末の走行に向けて現在急ピッチでサーキット内の準備が進行中。スポンサー看板のつけ替えや、F1専用のスタートシグナルの設置。今季途中から導入された新しいパネル式の表彰台もお目見えしている。また、週末はファンでごったがえすグランプリスクエアにも出店店舗が列を並べるなど、場内各所でF1仕様の改装が最終段階に入っている。
先月25日に第1便が中部国際空港セントレアに到着したF1マシンなどの機材も、すでに鈴鹿サーキットに到着。ピットレーンでは、早くも一部チームのスタッフがホイールの清掃作業などを始めていた。
明日4日(木)にはファンサービスの目玉、全員参加のピットウォークや抽選によるドライバーサイン会が開催される予定だ。なお、今年の観戦チケットは、4日からF1イベントのある決勝明けの8日(月・祝)まで5日間有効。現在もローソンチケットなどで購入することができる。
気になる週末の天気だが、現時点では日曜に若干雲が広がるものの、大きな天気の崩れはない模様。気温も25度前後で昼間は過ごしやすくなると予想されている。
2012年F1日本グランプリは5日(金)午前10時からのフリー走行1回目で幕を明け、予選は6日(土)午後2時から、注目の決勝レースは7日(日)午後3時から53周で争われることになっている。