2011年F1第18戦アブダビGPの公式予選Q2は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。
予選トップ10進出をかけた17台によるQ2は、13台がタイムを記録した開始5分過ぎにフェリペ・マッサがシケインに設置してあるボラードをはねたため、その回収により赤旗中断を挟んでセッションが進んだ。
そのなか、トップタイムをマークしたのはQ1トップのハミルトンで、セバスチャン・ベッテルが2番手、マーク・ウエーバーが3番手につけ、4番手以降のフェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトン、ニコ・ロズベルグ、フェリペ・マッサまでが1分39秒台をマークした。
Q3をかけた中団グループの争いは、フォース・インディアの2台が8、9番手につけ、メルセデスGPのミハエル・シューマッハーが10番手タイムをマーク。一方、トップ10入りを狙ったザウバーの小林可夢偉は、終盤のアタックでもタイムは伸びず16番手。チームメイトのセルジオ・ペレスはルノー、トロロッソのライバル勢を上回ったものの、シューマッハーにはコンマ3秒届かず、11番手に終わった。