F1第8戦イギリスGPは2日目、現地時間午前10時から3回目のフリー走行が行われ、ウイリアムズのニコ・ロズベルグがトップタイムをマーク、2番手にもチームメイトの中嶋一貴が入った。3番手はトヨタのヤルノ・トゥルーリとなり、もう一台のトヨタ、ティモ・グロックは7番手となっている。

 2日目を迎えたシルバーストンは、早朝に降った雨の影響でウエット宣言が出されるなか朝のセッションがスタート。気温は14度、路面温度は16度というコンディションで、サーキット上空には灰色の雲がたれ込めているが、雲の隙間からは日差しも差し込むといった状況。開始時点で降雨は確認されていない。

 セッションは開始20分を過ぎてようやく本格的な走行が始まる。まずはネルソン・ピケJr.(ルノー)がタイム計測を行い、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドがそれに続いた。ウイリアムズはニコ・ロズベルグがットップタイムを何度となく塗り替える走りで中盤にかけセッションをリード、中嶋一貴も他の有力勢がタイムを上げてくる中で一時トップタイムをマークするなどまずまずの走りを見せている。

 セッションも残り15分を切ると、各ドライバーは予選へ向けたシュミレーションをはじめる。ここまでのトップはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の1分19秒809。残り10分、ここからは全車ソフトタイヤに履き替えアタックを始めていく。まずはフェリペ・マッサ(フェラーリ)がベッテルを上回ると、今度はトヨタのトゥルーリがマッサのタイムを更新。トゥルーリは連続アタックの2周目でさらに自己ベストとなる1分19秒125をマークした。しかし、セッション終了間際になってウイリアムズ勢が快走を見せ、ロズベルグが1分18秒899でトップを奪取、中嶋一貴も19秒102と僅差で続き、ライバルを抑えウイリアムズが1-2で予選前のセッションを締めくくった。

 今回のグランプリで唯一KERSを搭載するフェラーリ勢はマッサが5番手、キミ・ライコネンは6番手。また、母国GPで初のポールポジションを狙うジェンソン・バトン(ブラウンGP)は12番手で走行を終えている。

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