F1チームがフォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)の将来について検討した結果、これを解散することが決まった。
FOTAは、チームがF1の将来についてFIAや商業権所有者バーニー・エクレストンと交渉する際に統一した意見を示すため、2008年に創設された。
当初は全チームが参加していたが、コスト削減策に関する意見が一致せず、2011年末にレッドブル、フェラーリ、ザウバーが脱退した。
その後もFOTAは継続していたが、F1ストラテジーグループ発足といった変化によってFOTAの将来は危ぶまれていた。
事務局長のオリバー・ワインガーデンは、F1の状況が変化する中、存在の必要性について再評価した結果、FOTAは解散したとの声明を発表した。
彼はロイターに対し、会費の未払いなど、財政的な問題もあったことを認めている。