イギリスGPでHRTからF1レースデビューを果たすことになったダニエル・リカルドが、嬉しい驚きだったと語った。
オーストラリア出身、22歳のリカルドは、フォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップ、イギリスF3でタイトルを獲得している。昨年はフォーミュラ・ルノー3.5でわずか2ポイント差でランキング2位となり、今年も引き続き同シリーズで戦っている。
F1ではレッドブル・レーシングから若手ドライバーテストに参加しており、2011年にはトロロッソのサードドライバーを務め、金曜プラクティスで走行していた。
「夢がかなった気分だ」とリカルドは6月30日の正式発表を受けてコメントしている。
「F1のスターティンググリッドに初めてつくことが決まった。現実なのかどうか確かめるために何度か体をつねってみたよ。すごくわくわくしている。シルバーストンでドライブするのが待ちきれない。新しいチャレンジ、新しい経験、新しいチームがそこで待っている。僕の準備は整っている。とにかく全力を尽くすよ」