F1第11戦ハンガリーGP予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。
予選1位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
本当に嬉しいよ! ここまではとても良い週末を過ごしている。前戦ホッケンハイムではジェンソン(・バトン)が僕らのマシンのペースを証明し、今週末のブダペストでは僕らが絶好調だなんて、素晴らしい気分だ。予選は厳しかったけれどすべてのラップを楽しめたし、ファンが驚くほどの声援を送ってくれた。だからファン全員に心から「ありがとう」と言いたい。アップデートはうまく機能している。ジェンソンと僕は常にスピードの向上を求めていて、それはレーシングドライバーなら自然なことなんだけど、(ファクトリーの)ウォーキングの皆もここブダペストに来ている皆も見事な仕事をしてくれた。今、僕らのマシンはフィーリングが素晴らしく良いんだ。今週末はずっとセッティングの微調整をしている。正直な話、僕らがマシンの開発と良いリザルトを出すことにしっかり集中し続けていければ、今年はまだどんなことだって可能だ。レースのスタートがものすごく重要になるだろう。きれいなスタートを切って、タイヤのケアをしながらトップを保てるといいな。今日のポールポジションは、マクラーレンの歴史の中で150回目に当たると聞いた。本当に素晴らしい結果だ。こんな素晴らしいチームの、今もって続いている栄光に貢献できたことをとても誇りに思っている。10歳のころ、初めてロン(・デニス/マクラーレングループおよびマクラーレン・オートモーティブの会長)に会った時のことを鮮明に覚えている。ロンに、いつかあなたのチームで走りたいって言ったんだ。そして僕らは今日ここにいる。明日のレースが待ち遠しいよ!
予選2位 ロメイン・グロージャン(ロータス)
すごく接戦の予選で、自分たちが最終的にどこの位置に来るのか予想がつかなかったから、フロントロウが獲れて最高に嬉しい。ホッケンハイムの週末はとても苦労したし、正直言って今週末も初日の昨日はあまりいい状態ではなかった。でも昨夜状況を改善するために努力した結果、今朝のプラクティスではマシンのフィーリングがすごくよくなったんだ。本当に嬉しいし、2番グリッドにつくことができて少し驚いている。今日の仕事はうまくやれた。明日何ができるか楽しみだよ。
予選3位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
僕らにとって難しい予選だった。望んでいたような形で予選を迎えられなかったし、すぐにはリズムをつかめなかった。序盤で思っていたよりも多くのタイヤを使ってしまい、Q3では新品ソフトが1セットしか残っていなかったんだ。走行は良かったものの、Q2の終わりと同じ感覚が得られなかったことには驚いたよ。コースにうまく適応してもう一歩前進することができなかった。ロメイン(・グロージャン)は手の届く範囲にいたけれど、ルイス(・ハミルトン)はさらに一歩先だった。ここではオーバーテイクが難しいと分かっているが、良いスタートが切れるといいね。タイヤのマネジメントが重要になるよ。
予選4位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)
昨日と午前中のフリー走行よりは、予選での方がマシンにずっと満足できていた。もちろんルイス(・ハミルトン)ほどハッピーではないよ。彼は今日素晴らしい仕事を成し遂げたから、それについては見事だったと思っている。けれど全体的には僕もかなり満足できている。コースは奇数列の方が偶数列より圧倒的にクリーンだから、Q3の最後に3番手を逃したのは残念だったね。もし3番手につけられていたら、明日良いスタートを切るのが少し楽になっていただろう。でも4番手もそれほど悪くない。昨日のフリー走行後にも言ったように、ここで速く走るためには完璧なバランスを得ることが全てなんだ。今日、それが証明されたと思う。僕は今日の午後はその完璧なバランスを得られなかったが、ルイスには明らかにそれができていた。事実、ルイスのパフォーマンスは、今の僕らのマシンの速さが本物であることを示していると思う。
予選5位 キミ・ライコネン(ロータス)
予選のパフォーマンスは悪かったわけでないのは確かだけど、肝心な時にもっと速いタイムを出せなかったことに少しがっかりしている。マシンのフィーリングはいい。でも正しいタイミングで完璧なラップをまとめることができなかった。明日何が起こるか見ていこう。
予選6位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
とても厳しい予選になると予想していたが、実際そのとおりになった。少なくとも8台のマシン、つまりマクラーレン、フォース・インディア、レッドブル、ロータスのそれぞれ2台がとても強かったから、Q3に進出すること自体、簡単な目標ではなかった。でもその目標を達成し、Q3ではタイヤの内圧とフロントウイングを調整して、ほんの少しだけマシンのハンドリングを改善できた。僕らは完璧な1周を走ることができなかった。いくつかのコーナーで少しずつタイムを失っていた。それから、風が午前中より強くなっていたことには皆驚いたと思う。すべての状況を考えあわせると、6位はばかにするような順位では全くない。ここではオーバーテイクが簡単でないのは確かだけれど、明日は雨の可能性もあるから、そうなればすべての状況が変わり得る。さらに、タイヤの挙動に関して未知の要素もある。昨日は誰もロングランを試せなかったからね。100パーセント集中し、特にタイヤの使い方に気を配る必要がある。僕らはまだドライでは上位を狙える力がない。そのことは十分に分かっている。でもだいたい決勝での方が状況がよくなるから、トップ4かトップ5でフィニッシュできると期待している。僕らの目標はドライバーズランキングで一番近いライバルをマークすることで、彼より前からスタートできることは分かった。明日夜にどういう状況になっているか見てみよう。
予選7位 フェリペ・マッサ(フェラーリ)
僕らチームにとって楽な予選ではなかった。フェルナンドも僕も完璧なラップをまとめるのに苦労したんだ。それはQ3よりQ2での方が速かったことでも分かる。残念だよ。僕はQ2ではいいタイムを出していたから、そのタイムをさらに更新できると期待していたのに、残念ながらQ2より遅いタイムしか出せなかった。突然グリップが低下し、ひどいオーバーステアになったんだ。原因を突き止めなければならない。明日はすごく暑くなることが予想されていて、雨の可能性もある。どんな状況になろうとうまく対処する必要がある。タイヤの挙動についてはほとんどデータを持っていないけど、それを慎重に分析することも必要だね。わずかなデータから予想されるのは、ソフトのデグラデーションは大きく、満タンだとそれはさらにひどく感じるかもしれないということだ。明日は長いレースになる。どういう状況になるのか、じっくり見ていく必要があるが、僕らには表彰台争いをするチャンスはあると思う。もちろんライバルたちはとても手強いけどね。ハンガロリンクは僕のキャリアの中でいくつか大きな出来事が起きた場所だ。2008年には勝利をほぼ手中に収めながらエンジントラブルによって残酷にもそれが奪い去られた。翌年には事故に遭った。ここの大勢の人たちと今も親しくしていて、彼らは僕のことを応援してくれている。今日の午後はいい結果を出して彼らにお返しをしたかったから、二重にがっかりしている。でも明日実現できるよう頑張るよ!
予選8位 パストール・マルドナド(ウイリアムズ)
僕の予選パフォーマンスは、特にQ2ではかなり良かった。だけどQ3では2回も渋滞に引っかかってしまったんだ。僕らがふたりとも良い仕事をしてチームを前方に近づけられたから、チームにとっていい結果だと喜んでいるし、期待を感じられる。厳しいレースになるだろうけど、僕らにとっての優先事項はポイント獲得だから、大事なレースになる。接戦ではあるものの、今僕らふたりはトップ10にいるし、レースではさらに良いポジションを目指してプッシュする必要がある。明日良い結果でフィニッシュするためのマシンもポジションも、僕らは手にしている。
予選9位 ブルーノ・セナ(ウイリアムズ)
ここまでは良い週末となっていて、今シーズン初めてトップ10入りを果たせて本当に満足だ。Q2はとても接戦だったけれど、僕らは乗り切った。Q3ではもっと良いラップタイムも出せたと思うが、この結果には満足だし、2台がQ3に進出できたのはチームにとって素晴らしいことだ。マシンには一貫性があり、ロングランのペースも良さそうだ。レースに向けていいスターティングポジションにつけているから、チームのためにポイントを持ち帰れるよう、ここから攻めていくよ。
予選10位 ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
トップ10に入れて嬉しいけれど、Q3でのラップには満足していないんだ。プッシュしすぎてミスを犯し、タイヤに泥をつけてしまい、リカバーできなかった。Q2の僕のタイムなら6番グリッドは十分獲れただろうから、少し悔しい。ちょっとガッカリしてはいるけれど、それと同時に、予選でコンペティティブだったからそのポジティブな面に集中していくよ。レースでも同じようにうまくやって、ポイントを獲得しないとね。
