F1チームのファクトリーを写真とともに紹介する「F1ファクトリー探訪」。1回目となる今回はF1の代名詞ともいえる名門フェラーリのファクトリーを訪ねます。
高級スポーツカーメーカーとしても知られるフェラーリのF1における拠点は、本社があるマラネロの敷地内に置かれています。その中でF1の開発・運営を担当する部門はジェスティオーネ・スポルティーバと呼ばれ、所有するテストコースのフィオラノ・サーキットに隣接する一画にその関連施設が点在しています。
■所在地:イタリア エミリア – ロマーニャ州モデナ県マラネロ
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F1に携わるスタッフはフェラーリ全従業員の3分の1にあたる900人ほど。マシン開発に欠かせない風洞施設もフルサイズおよび65%スケールモデルのふたつのタイプが備えられています。
敷地内には、フェラーリの歴史に名を残したドライバーの名前が通りの名称に使用されており、エンツォ・フェラーリ通り、ニキ・ラウダ通り、キミ・ライコネン通りなど他にも多くの通りが見られます。
なお、フェラーリの公式サイトでは“フェラーリ・ツアー(http://www.ferrari.com)”と題したファクトリーを詳しく紹介するコーナーが無料登録で見られますので、もっと見てみたいという方は是非そちらもご覧ください。
■従業員数:3,000人以上(F1部門:900人以上)
■敷地面積:25万0000平方メートル以上
■建物総数:45棟
■主な施設
・ジェスティオーネ・スポルティーバ(レース部門)
・風洞
・フィオラノ・サーキット
・ガレリア・フェラーリ
・ロードカー(市販車)製造工場