F1第12戦ベルギーGP予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。
予選1位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)
前回のポールポジションから随分長い時間がかかったから、優勝したのと同じくらい嬉しいよ! 実際2009年にモナコで獲って以来のポールなんだ。ちなみにそのレースでは勝っている。僕が予選ですごくうまくやれることを証明できたね。チームの全員におめでとうと言いたい。今週末は僕がボータフォン・マクラーレン・メルセデスで走る50回目のグランプリだから、ウォーキングやブリックスワース、それにもちろんここスパにいる皆にとって、ポールポジションを獲得するには素晴らしいタイミングだったんだ。新しいリヤウイングがとてもうまく機能してくれたことに驚いているけれど、エンジニアもバランスに関して素晴らしい仕事をしてくれた。3回の予選セッション全体を通して一貫性があったことも、更なる励みになる。とはいえ、まだ誰も長距離を走っていないので明日がどんな展開になるかは注視していく必要がある。僕にまだチャンピオン獲得の可能性があるかって? イエスだ。毎回着実にやっていくつもりだよ。とりあえず明日はポイントをたくさん獲れるといいね。
予選2位 小林可夢偉(ザウバー)
チームにとっても僕自身にとってもよかった。すごく嬉しく思っている。ここに来る前からすごくポジティブな感触を持っていた。それでも正直言って、予選2位と5位という結果は予想していなかった。今年僕らは決勝はうまくやっているけれど、予選は弱かった。でもその弱点を克服するために、チームの皆はすごくよくやってくれた。彼らには心からお礼を言いたい。金曜は雨のために2回のプラクティスであまり多くのことを学ぶ時間がなかった。皆がそうだけど、今朝のセッションで初めてドライ走行ができたんだ。でもFP3の後、自分たちはかなり強力だと分かった。明日はフロントロウからスタートする。もちろんすごく嬉しいことだけど、それでポイントが取れるわけじゃない。目標は表彰台だ。でもそれを実現するにはまだ長い道のりがある。タイヤマネジメントと戦略をうまくやる必要があるし、どんな小さなミスも犯してはならない。
予選3位 パストール・マルドナド(ウイリアムズ)※ペナルティで3グリッド降格
午前中は望んだようにはうまく運ばなかったが、予選中はマシンやどんどん改善する路面に自分を合わせ込めた。Q1でポテンシャルは見えたから、残りの予選はうまくまとめ上げるだけだった。もちろんペナルティを受けて6番手スタートになるのは残念だけど、それでもいい結果だからチームのためにも嬉しく思っている。ここからはレースに向けての準備をしていく。明日、いい結果を目指してプッシュするのをとても楽しみにしているよ。
予選4位 キミ・ライコネン(ロータス)※マルドナドの降格で決勝は3番手
楽な予選ではなかった。マシンはOKだけれど、ライバルたちほどのスピードがないように思う。実際今日はポールを取れる速さはなかった。でもレースではまた状況が違ってくる。チャンピオンシップで上にいるドライバーたちより前のグリッドにつけられたから、彼らより多くのポイントを取ることを目指す。
予選5位 セルジオ・ペレス(ザウバー)※マルドナドの降格で決勝は4番手
2位と5位というのはチームにとってすごくいい予選結果だ。皆のために喜んでいる。でも個人的にはあまり満足していない。Q3の最後のラップは完璧じゃなかったんだ。マシンのパフォーマンスが今朝とは違っているように感じた。でも大事なのは明日だ。熾烈なサーキットでとても難しいレースを走ることになる。いいスタートをして、前のドライバーたちと戦いたい。このマシンがあればそれができることは分かっている。また表彰台を獲得することが目標だ。
予選6位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)※マルドナドの降格で決勝は5番手
今日の6位というのは今年の予選の僕らの平均のポジションなんだ。正確に言うと、平均は6.08位だ。だからこの結果に驚くべきではない。通常僕らは日曜の方がよくなるから、決勝についてはそれなりに自信を持てる。特に、選手権争いの主なライバルの多くが僕より後ろからスタートするからね。一方でキミ(・ライコネン)は僕より前だけど、それほど離れたところにいるわけじゃない。明日も同じ結果になるとすれば、正直言って僕としてはそれで構わないよ! 僕らの目標は表彰台だけど、優勝には手が届かないと思う。ただ、予測できないレースになるのは間違いない。このコースではオーバーテイクが比較的やりやすいしね。タイヤのライフについてのデータがないことは特にマイナスにはならない。皆が同じ状況だ。それにふたつのコンパウンドが両方ともいいことは分かっている。問題は起こらないと思うよ。それより重要なのは、昨日ほとんど走れなかったことで、マシンのさまざまな箇所を最適化できなかったことだ。でもそれについても、誰もが同じ状況だ。このことが、同じチーム内のドライバー同士にパフォーマンス差が出ている原因なんじゃないかな。ここに持ち込んだアップデートによってトップスピードは向上しているから、その点はポジティブだ。数日後のモンツァのことを考えても心強い。タイトル争いはすごく接戦だから、すべてを完璧にやるということができないと、後れをとってしまう。だからどんな小さなことも重要なんだ。細かいことにまで100パーセント集中することを常に心がけていく。
予選7位 マーク・ウエーバー(レッドブル)
ガッカリだよ。ペナルティ(5番手降格)の痛手を和らげるためにもっと上のグリッドにつけたかったが、明日僕らに何ができるかを考えないとね。僕らには速さが足りなくて、今日はフロントロウをかけて争うことができなかった。自分のラップにはとても満足だったけど、それでも今日は5番手がいいところだったと思う。明日は長いレースになるし、レース中に順位を上げるチャンスに恵まれるはずだ。僕らは明らかに良い位置から少し外れていて、やるべき仕事もあるけれど、チームは優秀だし、何のためにこの大変な仕事をこなしているかも分かっている。プッシュし続けるだけだよ。
予選8位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
おめでとう、ジェンソン! 彼は素晴らしい仕事をしたし、明日は最大限のポイントを取れるといいね。僕としては、今日は少しガッカリだった。ただそれでもトップ10には入っているから、明日は精いっぱい頑張るつもりだよ。セッティングが完璧ではなかったが、それは単に間違ったリヤウイングを選択したからだ。ハンガリーで使ったバージョンでいくことを選んでしまった。午前中のFP3で使用したウイングがあまりうまく機能しなかったため、旧型のウイングに戻した。その方が安全だと思ったんだ。これはチーム全体の判断だった。旧型ウイングの方が予選では速いと思ったんだが、実際にはジェンソン(・バトン)が新型ウイングがとても良いことを証明した。僕らサイドのガレージは少し不運だったけれど、明日は自分たちが持っているもので、できるだけの事をするよ。
予選9位 ロメイン・グロージャン(ロータス)
僕にとってベストの予選とはいえないね。少し苦労した。Q1ではトラフィックに遭い、マシンにも100パーセントの自信を持てなかった。トップ10はとても接戦だから、特にソフト側のタイヤで理想的な状況ではないことがマイナスになった。天候のせいで昨日のプラクティスを失ったことも影響した。スパのような1周の長いサーキットでは特に、マシンに乗る時間が多ければ多いだけ役に立つんだ。でもマシンは決勝では強いと信じているし、戦略についてもうまくやれるはずだ。
予選10位 ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)
今日のパフォーマンスにかなり満足している。マシンは午前中のプラクティスでもペースが良く、ダウンフォースと効率を同時に要求されるこのコースで好調だった。Q2でのラップはとても良い感触で、可能な中でほぼ最高の出来だった。実際Q3では同じタイムを出せずに0.1秒遅かったから、それが今日のマシンが持つスピードだったんだ。マーク(・ウエーバー)のグリッドペナルティで、僕はたぶん9番手からのスタートになるだろう。明日ポイント獲得を狙うのには素晴らしい位置だね。
