F1第3戦マレーシアGPの予選はウエットコンディションの中で行われ、レッドブルのマーク・ウエーバーが今季初のポールポジションを獲得した。2番手はニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、3番手にセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。BMWザウバーの小林可夢偉はQ3に進出し、9番手につけた。

 現地時間午後4時からのセッションを前にコース上には弱い雨粒が落ち始め、マレーシアの予選は今季初のウエットコンディションで争われることになった。気温、路面温度ともに30度。

Q1
 波乱の幕開けとなったQ1。20分間のセッションは序盤こそインターミディエイトタイヤでの走行が可能だったが、後半に進むにつれ路面コンディションはフルウエットへと悪化。さらにコースはセクター2付近の路面が最初はさほど濡れていなかったため、この状況を読み誤ったチームがアタックのタイミングを逸し、フェラーリ2台とルイス・ハミルトン(マクラーレン)はノックアウトゾーンからフルウエット下でのタイム更新を強いられることとなった。

 セッション終盤になっても状況は好転しない。ハミルトンとフェラーリ2台は必死のアタックを続けたが大きくタイムを上げることは出来ず、あえなくQ1で脱落。さらに13番手タイムを出していたジェンソン・バトン(マクラーレン)もコースオフを喫してグラベルにストップし、バトンはコース復帰できずに予選を終える。
 一方で上位はロバート・クビカ(ルノー)、ペドロ・デ・ラ・ロサ(BMWザウバー)、ベッテルとなり、可夢偉もタイミング良くアタックして5番手に入ったみせた。

Q2
 Q2を前に雨がほぼ止んだため、最初のタイヤ選択が読めない中で各チームは走行をスタートする。しかしすぐにミハエル・シューマッハー(メルセデスGP)を始めとするインターミディエイト勢のタイムが先行し、全車がインターミディエイトを装着する。そこからは路面コンディションも急速に回復していったため、各車周回を重ねる毎にトップタイムが更新される展開となった。

 そんな状況の中でトップに立ったのはベッテルで、クビカを抑えてトップでQ3へ進出。3番手以降にはエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ウイリアムズ)、ロズベルグと続き、期待の可夢偉も6番手に入って初のQ3進出を果たした。そのほか、ウエーバー、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)、ルーベンス・バリチェロ(ウイリアムズ)もトップ10内に入り、シューマッハーも10番手ギリギリで最終セッションへと進んでいる。

Q3
 セッションを前に雨足が強まりコースはヘビーウエットへと変化、そのため開始直後には赤旗が出されてセッションが一時中断するなどQ3は波乱の中で幕となる。
 残り7分からセッションが再開されると、ウエットタイヤでの争いの最中、ウエーバーだけがインターミディエイトを履き一か八かの勝負に出る。するとこの作戦が見事に的中し、ウエーバーはアタック2周目でトップに浮上。さらにラストアタックではQ3唯一の1分49秒台となる49秒327をマークして自身2回目のポールポジションをやすやすと手に入れる。
 一方、ウエットタイヤでの争いはロズベルグが制し、初のフロントロウ2番手を獲得。3戦連続のポールを目指したベッテルは3番手に甘んじた。

 Q3進出を果たした可夢偉はリウッツィを上回り、予選自己最高位となる9番手を手に入れている。

本日のレースクイーン

引地裕美ひきちゆうみ
2025年 / スーパーGT
Mobil1レーシングサポーターズ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円