いよいよ次戦に迫ったF1日本グランプリ。F1ドライバーも続々と来日を果たす予定だが、そんなF1ドライバーの“素顔”はどんなものなのだろうか? このコーナーでは、F1 RACING誌に掲載されている大人気コーナー『質問があるなら直に訊け!』から抜粋。F1ドライバーの素顔を紹介しよう。第2回目は、フォース・インディアのビタントニオ・リウッツィだ。

 イタリアン、“トニオ”は、レッドブルでF1デビュー、トロロッソで走った後、フォース・インディアのテストドライバーを務めていたが、2009年のイタリアGPでジャンカルロ・フィジケラの後任としてレースドライバーに昇格した。F1ドライバーらしからぬ個性的なファッションも注目の的。以前は多数のピアスをしていた。2001年にカートレースでミハエル・シューマッハーに勝ったことがある。

F1以外で活躍してみたいと思うスポーツは?
ビタントニオ・リウィッツィ(VL):僕はゴーカートをやる前、9年間もサッカーをやっていて、子供の頃はサッカー選手になりたいと思っていた。インテルの大ファンだしね。だけど、カートと出会ってから、こっちの才能の方があると気づいて進路を変えたってわけ。

フォースインディアが今季大躍進を果たした原動力は何だと思いますか?
VL:もちろんドライバーさ! とは言え、チームもシーズンオフの間に大きく前進した。ファクトリーのスタッフが実に素晴らしい仕事をしてくれて、本当に頼りになる。優秀な人材が集まって、チームとしての組織が出来上がってきた。

チームメイトが自分のテレメトリーを参考にして速くなったとしたら困惑しますか?
VL:僕らはお互いに切磋琢磨していて、そのためにもテレメトリーを見せ合うことが必要なんだ。ドライバーがふたりとも、レースで全力を出し切れるチームであるためにもね。怖いものなんかないし、人に見られたくないものもない。テレメトリーを活用するのはいいことだよ。

イタリア人である以上、フォースインディアよりフェラーリでチャンピオンになりたいとは思いませんか?
VL:まずはフォースインディアでタイトルを獲ることだな。いつかはフェラーリ、って感じでいい。僕が今こうして走っていられるのは、(チームプリンシパルの)ビジェイ・マラヤのおかげなんだ。僕の力を信じて多大な努力を払ってくれたことに、心から感謝している。だから、僕は何とかしてこのチームに報いたいんだ。ただ、将来的にはどに行くか分からないし、それは何とも言えないよ。

チームメイトのエイドリアン・スーティルに一番ムカつくことは何ですか?
VL:エイドリアンの髪がフサフサしていること。

エイドリアン・スーティル(AS):引退したらどうする?
VL:その時にならないと分かんないな。近頃はF1も定年がなくなったみたいだし、職場復帰もできそうだし……。
AS:家族や子供を持ちたいとは思わない?
VL:現時点では考えられない。僕自身がまだ子供みたいなもんだから。走るのを辞めても、F1の世界には留まっていたいかな。チームを持つのもいい。

このインタビューはF1 RACINGの記事から抜粋したものです。
全文はF1 RACING 2010年10月情報号をご覧ください。

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