アブダビでのF1若手ドライバーテストが2日目最終日を迎え、この日も再びレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドがトップタイムをマークした。

 ドライコンディションの下、リカルドはチャンピオンマシンRB6を走らせ、1分38秒102をマーク。このタイムはアブダビGPでセバスチャン・ベッテルが同じマシンで出したポールポジションタイムより約1.3秒も速いものだった。

 2番手に続いたのはルノーのジェローム・ダンブロシオ。前日ヴァージンで走ったダンブロシオはルノーのマシンに乗り換え、空力とサスペンションセッティングの作業を行っている。

 メルセデスのサム・バードは82周を走りこみ、3番手に入った。4番手にはマクラーレンのゲイリー・パフェットが続いた。パフェットはタイヤのデータを集め、セッティング作業を行っている。

 5番手はフェラーリの新テストドライバー、ジュール・ビアンキ。16日にはデータ集めに集中したとして12番手にとどまったビアンキだが、この日は前日より約4秒速いタイムをマークしている。

 BMWザウバーの来季レースドライバー、セルジオ・ペレスが初めてテストに参加、6番手タイムを記録した。ペレスはスタート練習、セッティングおよび空力の作業に取り組んだ。

 7番手はフォース・インディアのポール・ディ・レスタ。彼は午前中に開発作業を行い、午後にはイェルマー・ブールマンがマシンに乗り込み、10番手タイムを出している。

 前日にはHRTで走ったパストール・マルドナドは2日目はウイリアムズから参加、8番手となった。マルドナドは空力セッティングの作業に取り組み、タイム向上を追及せず、ソフトタイヤでも走っていないということだ。

 トロロッソのジャン-エリック・ベルニュが9番手。ベルニュは今週末のマカオGPのために移動しなければならず、早めに走行を切り上げた。さらに彼はエンジントラブルにも見舞われている。

 HRTのダビデ・バルセッキが11番手に入り、新興チーム首位となった。HRTからはヨセフ・クラルも走行し、彼は13番手となっている。

 12番手はヴァージンのルイス・ラジア。14、15番手にはロータスのロドルフ・ゴンザレスとウラジミル・アラバドシフが続いた。

 2日間にわたる若手ドライバーテストは17日で終了、ブリヂストンタイヤが使用されるのはこれが最後となった。19日には各チームがピレリタイヤを初めてテストする。

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