FIAは、5日、世界モータースポーツ評議会会合を行い、2013年および2014年F1のレギュレーション変更について発表した。
2013年F1では、以前から伝えられていたように、フロントウイングのたわみテストが厳格化される。
また、ピレリタイヤの重量増加に伴い最低重量がわずかに引き上げられることになった。
予選後の“不可抗力”の条項が廃止される。これまでは予選でマシンがコース上でストップした際に不可抗力であれば許されていたが、来年はこれが認められなくなる。FIAは、ピットまで戻るために必要な燃料量を予測し、それをサンプル用の最低量1リッターに足して計算するという。
また、安全上の理由により、DRSは今年までと異なり、プラクティス中でも決勝中で許可された場所でしか使用できなくなる。
グランプリウイークエンド木曜夜のチームスタッフの作業禁止時間は、6時間から8時間に引き上げられ、シーズン中に例外を認められる回数は4回から2回に減らされる。
2014年に関する変更としては、ピットレーンでのエレクトリックモード走行義務付けが2017年に延期されることが発表された。