F1アブダビGPの予選を終えてブリヂストンの浜島裕英MS・MCタイヤ開発本部長は予選でのタイヤの概況と決勝に関してコメント。ヤス・マリーナに持ち込まれた2種類のスペックのうち、硬い方であるミディアムタイヤでタイムが出ていることから、決勝でもソフトタイヤの使用は最小限にし、ミディアムタイヤを中心とした走行にするチームが多くなると見ている。
初開催、そして完成間もないコースであるため土曜日も「コースを学ぶことがメインでしたが、まだ確認すべき点がいくつか残っています」と浜島本部長。予選Q2にミディアムタイヤで最速タイムをマークしたマクラーレンのルイス・ハミルトンの走りを絶賛するとともに、コースコンディションが向上する決勝はさらに面白いレースになると予想する。
タイヤに関してはどちらのスペックにもトラブルと見られる状況は確認されていないということだが、ソフトよりもミディアムの方がコースによく合っていると言い、決勝では「グリップも良く、パフォーマンスも安定していますので、クルマが軽くなるに従ってラップタイムも伸びていくでしょう。ソフトの使用を最小限に抑えるタイヤ戦略が多く用いられると思います」という。
反対に、ソフトタイヤのパフォーマンスが上がる可能性としては、大きく路面コンディションが向上した場合を挙げ、そのようなときには土曜日よりもソフトタイヤがより力を発揮するだろうということだ。
