16日、F1第4戦中国GPが幕を明け、初日のフリー走行1回目はマクラーレンのジェンソン・バトンがトップタイムをマークした。ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)がそれぞれ2、3番手。小林可夢偉(BMWザウバー)は12番手となっている。
レースウイーク初日、舞台となる上海インターナショナル・サーキットの天候は晴れ。前日は気温8度と記録的な寒さに見舞われた現地上海もセッション開始時点では13度まで回復。路面温度は22度。フォース・インディアは今回もビタントニオ・リウッツィに代わってリザーブドライバーのポール・ディ・レスタをフリー走行に起用している。
現地時間午前10時、セッション開始とともに全車は一度インスタレーションラップを行ってマシンをチェックを行い、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)はここで1分41秒台のタイムを記録する。そこからセッションはしばらく膠着状態が続き、再びマシンが動き出したのは開始20分あたりから。その序盤はHRTの2台を中心にルノーのビタリー・ペトロフやトロロッソのハイミ・アルグエルスアリら7〜8台のマシンが走行を重ねた。
開始30分を過ぎると小林可夢偉のBMWザウバー勢もコースイン。その後、フェラーリやマクラーレンのバトン、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)ら上位勢も加わり各車最初のタイムが出揃うと、マクラーレンの2台が好タイムを並べ、まずはバトンが1分36秒677でトップに立つ。チームメイトのハミルトンも僅差の2番手につけ、この2台が約コンマ1秒ほど他をリードすることとなった。
一方で、フェラーリはいきなりのトラブルに見舞われ、フェルナンド・アロンソがセッション残り36分というところでコース上にストップ。マシンは右のエキゾーストから炎が確認されており、アロンソはわずか6周でマシンを降りることに。フェラーリは前戦マレーシアGPでアロンソにエンジントラブルが発生したため、今週末はバーレーンGPの決勝で使ったエンジンを搭載していた。
セッション終盤はバトンが依然トップにつけるなか、残り20分を切ってロズベルグがようやく2番手タイムをマーク。以下ハミルトン、ベッテル、ルノー勢と続いている。
残り15分、トロロッソのセバスチャン・ブエミがバックストレートエンドの14コーナーでクラッシュを喫したため、セッションはここで赤旗ストップとなる。ブエミのマシンはブレーキングゾーン付近で左右のフロントタイヤがサスペンションもろとも一瞬にして吹き飛ぶという危険かつ珍しいアクシデントに見舞われたものの、ブエミ本人に大きな怪我はない模様だ。
その後セッションは残り6分を残して再開されたが、ここでは上位のポジションに変動はなく、バトンがトップのままセッションは終了を迎えている。
