FIAは、日本グランプリ決勝スタート前の各ドライバーの車両重量を発表した。最軽量はフォース・インディアのエイドリアン・スーティルで650.0kgとなっている。
予選上位3台では、予選2番手のヤルノ・トゥルーリが全体でも2番目に軽く、続いて予選3番手のルイス・ハミルトン(マクラーレン)、PPのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)となっているが、3台の車重の差はわずか3.0kgしかない。一方で最も多くの燃料を積んでいると予想されるのはウイリアムズの中嶋一貴で重量は695.7kgと、最も軽いスーティルに比べ40kg以上も重いだけに、決勝でどういった戦略をとってくるのかが注目される。
なお、予選結果については、Q2でのセバスチャン・ブエミ(トロロッソ)のクラッシュによる黄旗区間での違反走行があったとして、その原因を作ったブエミに加え、スーティル、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)に5グリッドダウンのペナルティが科される模様だ。
なお重量の発表がされていないトヨタのティモ・グロックとレッドブルのマーク・ウエーバーは予選後にサバイバルセルの交換を強いられたため、重量規定の対象外となっている。
計測は予選Q3進出選手の車両は予選終了後に実施、その他の選手の車両はセッション後にチームから届け出による数値となる。
