FIAは、昨年からスタートしたFIA F3ヨーロッパ選手権に、今季は30台がエントリーすることを発表した。
近年ヨーロッパの各F3選手権でエントリー台数が減少していることから、FIAは2012年からF3ヨーロッパ選手権を復活。2012年はユーロF3を中心とした全10ラウンドで争われ、ユーロF3でもタイトルを獲得したダニエル・ジュンカデラがチャンピオンを獲得した。
2013年シーズンは3月23、24日のモンツァの開幕戦を皮切りに、10月26、27日の最終戦ポールリカールまで全10ラウンドで開催され、FIAは12チーム30台のエントリーがあると発表。2013年もチャンピオンには、シーズンオフにフェラーリでのF1テストの権利も与えられる予定だ。
今季は、昨年もジュンカデラとチャンピオンを争ったラファエレ・マルチェロがプレマパワーから引き続き参戦。チームメイトには、エディー・チーバーの息子エディー・チーバーJr.も名を連ねている。さらにフォーテックからは、元F1チャンピオンデーモン・ヒルの息子ジョシュ・ヒルが初参戦。また女性ドライバーのミケーラ・セルッティもエントリーする。
F3ヨーロッパ選手権は、3月8、9日にバルセロナで、18、19日にモンツァで公式テストを行い、開幕戦を迎える。