今年で58回目を迎えたマカオグランプリが17日開幕し、F3の予選1回目が行われた。雨の中の予選で暫定ポールポジションを獲得したのはロバート・メルヒ(プレマパワー)。2番手にはマルコ・ウィットマン(シグネチャ)が続いた。

 ウエットコンディションの中で、2分28秒860という素晴らしいタイムをマークし、2番手に続いたウィットマンに1.6秒もの大差をつけたメルヒだったが、最速タイムをマークした直後のリスボアで失敗。フェリックス・ロゼンクビスト(ミュッケ)とクラッシュを喫し、両車とも激しくマシンを壊してしまうことに。

「最初の2ラップではまだ水がそれほど多くなかったからイージーだったけど、必ずしもベストなラインが通れた訳じゃない。僕がファステストを出した時には、水は多かったけどいいラインが通れたんだ。フェリックスとの接触は、水煙がひどくてまったく前が見えなかったんだ。完璧にブレーキングポイントを外してしまった。残念だね」とメルヒ。

 一方、2番手に続いたウィットマンだが、メルヒ同様リスボアでクラッシュ。マシンの左フロントを壊してしまった。3番手に続いたのはフェリペ・ナスール(カーリン)。4番手にはダニエル・ジュンカデッラ(プレマパワー)、5番手にはトムスから参戦しているアレキサンダー・シムスとなっている。

 シムスに続いて6番手に入ってきたのは、前日に参戦を決めたばかりの今季全日本F3王者、関口雄飛(ミュッケ)。他の日本勢では、今季ユーロF3に参戦していた佐藤公哉(モトパーク)が12番手。全日本ランキング3位の山内英輝(戸田レーシング)は23番手。全日本5位のリチャード・ブラッドレー(トムス)は29番手、全日本2位の安田裕信(ThreeBond)は30番手と、ブラッドレー、安田は苦しい予選1回目となった。

 なお、バロテッリ・ボッタス(ダブルR)はF1アブダビテストを終え急いでマカオに向かったが、2分差で飛行機を逃し、さらにフェリーが遅れるなど長旅に。それでもなんとかセッションに間に合い、27番手で初日を終えた。

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