FIAは、予選で107パーセントルールをクリアできなかったHRTの決勝出場申請を正式に却下したことを明らかにした。

 今シーズンの予選では、最初のQ1でトップタイムの107パーセント未満のタイムを記録できなかったドライバーは、原則として決勝レースに出場することができない規定となっている。ただし、その原因が急激な天候変化といった不可抗力の場合はスチュワードの裁量によって特別にレース出場が認められることもあるが、それにはフリー走行で相応のタイムを出していることが条件とされている。

 今回のHRTは、ビタントニオ・リウッツィが1分32秒978で、ナレイン・カーティケヤンも1分34秒293というタイムに終わり、予選Q1でトップにつけたセバスチャン・ベッテルの107パーセントタイム、1分31秒266を2台ともがクリアできなかった。

 それでも、HRTは予選終了後に“例外的な状況”だったとの理由からFIAにレース出場を許めるよう申請。しかし、FIAはスチュワードが検討した結果としてレースへの出場を許めないことを明らかにした。

 HRTの2台は、金曜日にリウッツィがインスタレーションラップを行ったのみで、カーティケヤンもフリー走行3回目でわずか5周を走ったのみだった。

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