FIA国際自動車連盟は4日、カタールのドーハで開催されたワールド・モータースポーツ・コミッション(WMSC)の場で、新たにFIA内部に『ドリフティング・ワーキンググループ』を設立したと発表した。

 ドリフトはモータースポーツ界ではコーナリングのテクニックのひとつであったが、日本でドリフトのテクニックや美しさを競うスタイルで競技化され、2001年からD1グランプリがスタート。その後アメリカでのフォーミュラDをはじめ、多くのドリフトのイベントが開催され、世界中で浸透してきている。

 ただ、ドリフトについては世界的な統一レギュレーション等はなく、FIAの公認も長年受けていなかった。そんな中、2013年からD1グランプリがJAF公認競技となるなど、変化が起き始めている。今回、FIAがドリフトに対しワーキンググループを設立したことは、世界的なドリフトの振興に向けて大きな出来事と言えるだろう。

 FIAは4日のWMSCの決定事項として、下記のように記している。

「FIAの中に新たなワーキンググループが設立され、FIAは新たに認識されるモータースポーツの分野としてドリフトをどのように扱うことができるか、実際に扱う場合、どのようにして基本的な安全性、サーキット、レギュレーションの基準を確立できるかについて評価することになった」

「主要目的のひとつは、ナショナルスポーツオーソリティー(ASN)がこの分野を各国のモータースポーツ構造の中で評価し実施する過程で、彼らをサポートすることである」

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