FIAは、BMWザウバーF1チームが29日、2009年限りのF1撤退を発表したことについて「残念ではあるが、驚きではない」としながらも、他の同様の動きに対して警告を送っている。

 BMWは29日、より市販車に近いモータースポーツ活動に集中するという決定を下し、今季開幕前にF1撤退を決定したホンダの後を追う形となった。ミュンヘンでの撤退記者会見の後、FIAはこの決定がコストダウンが必要であるという証明である、という説明を行った。

 FIAの理事会はまた、「BMWが撤退を決定したこと、もしくは撤退を検討するようなことは避けられたかもしれない」とチーム、さらに名指しこそしていないものの、FOTAのメンバーを批判している。

「FIAは、BMWがF1から撤退することを残念に思うが、決してそれには驚かない。モータースポーツが世界的な経済危機をから逃れることは不可能であり、余剰人員を整理し、工場を閉鎖し、そして納税者の支持を得なければならないときに、自動車メーカーが湯水のような金をF1に投資することはできない。そのため、FIAは大幅にコストを下げるためにルールを用意したのだ」

「これらの措置はホンダのF1撤退以降も、新たなチームがF1に参入することを可能にするためのものであり、メーカーがF1を撤退しなければならなくなる状況を軽減するためのものだった。しかし、これらの規則はBMW、そして他の多数のチームプリンシパルによって反対されたのだ」

「約8ヶ月間の間にふたつのメーカー系チームが姿を消すこととなる。FIAが新規参入者に対し魅力的なプランを提示してきたが、現在同意されている経費削減措置は、さらにチームが減る可能性を含んでいる。FIAが継続して行ってきた予算削減のキャンペーンこそ同意されるべきであり、新規参入チームが簡単に入ってこられて、これまでのチームも継続的に参戦できるのでなければいけない」

「このスポーツの調和のための妥協が必要だったのだ。それらがうまくいけば、しっかりとした基盤をF1に作ることができる。このスポーツの守護者として、FIAはすべての参加チームが財政的に継続できることを約束する」

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