英autosport.comによれば、FIAはシーズン序盤戦にエンジントラブルに見舞われたフェラーリのエンジン交換を認めると明らかにしたとしている。
開幕戦後のフライアウェイイベントでエンジントラブルに見舞われ続けたフェラーリは、フェルナンド・アロンソが2回のエンジンブローに見舞われたほか、カスタマーチームのザウバーもエンジントラブルが発生。フェラーリは中国GP後、エンジンに関する詳細な調査を行った。
その後、エンジンに特有の問題があったことを発見したフェラーリは、FIAに対して信頼性の見地からパワーユニットの改善することを許可するようFIAに申請。許可を得たフェラーリは、改良型のエンジンをスペインGPから投入する。
エンジンに発生していた問題は、ニューマチックバルブのエア漏れに関連したものだという。
「テストベンチで多くの作業を行い、ロングランを敢行したことによりいくつかの問題を解決した。その結果、バーレーンとマレーシアで生じた信頼性の問題は解決されることとなった」とフェラーリは声明で述べる。
「したがってチームは、現在のエンジン規則の枠内で、若干の変更を施す認可をFIAに要請し、これが認められた。これらの修正は、スペインGPから使用されるエンジンに採用される」