レッドブル・レーシングのRB6に関して車高制御システムを使用しているのではないかとの憶測が出ているが、FIAはこのマシンに対して調査は行わないことを決めたようだ。
マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュとメルセデスのロス・ブラウンは、オーストラリアGPの予選後、“公平性”のため、レッドブルのマシンを審査するようFIAに求めた。
レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、搭載燃料量によって車高を調整するシステムをマシンに使用していないと主張し、FIAがRB6を調査して真実を解明するのはよいことであり、これを歓迎すると述べていた。
スイスのブリック紙は、FIAはこの件を検討しているが、マレーシアGPの前に決定がなされるかどうかはまだはっきりしていないと報じていた。
しかしドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト紙の報道によれば、FIAのスポークスパーソンは同紙に対して「調査は行っていない」と述べたという。