FIAと2010年F1に参戦するチームがF1の今後のコスト削減策を議題とした会合を行ったが、再びFIAとFOTAの間で論争が発生したようだ。
FIAは8日付けで以下のような声明を発表した。
「FOTAの8チームは、2010年に関する彼らのさらなる提案を協議するために会合に出席するよう招かれた。しかし残念ながらFOTAが会合から退席したため、いかなる議論を行うことも不可能となった」
フェラーリ、マクラーレン-メルセデス、BMWザウバー、ルノー、トヨタ、レッドブル・レーシング、スクーデリア・トロロッソ、ブラウンGPから成るFOTAは、FIA会長マックス・モズレーが推進する来季のバジェットキャップ案に反対、両者は対立していたが、イギリスGP後に合意に達し、F1分裂の危機は回避されていた。