8日、ニュルブルクリンクで行われたFIAとチーム側の会合から、FOTAメンバーが退席した件に関し、FOTAが声明を発表、FIAに自分たちのエントリーは認められておらず、投票権がないと言われたと説明した。

 FOTAは、8日付けで以下のような声明を発表した。
「FOTAの全チームの代表が、本日、ニュルブルクリンクで行われたスポーティング・ワーキンググループの会合に出席した」
「この会合の間に、チームマネージャーたちは、FIAのチャーリー・ホワイティング氏から、以前の合意に反し、FOTAの8チームは2010年FIA F1世界選手権に現在エントリーしておらず、そのテクニカルおよびスポーティングレギュレーションに関する投票権がないと伝えられた」
「FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)によって承認され、6月24日のFIAのプレス声明によって伝えられたとおり、現在のFOTAのメンバー全8チームは、“承認された”エントリーリストの中に含まれていたことは、記憶から消えることはないだろう」
「これらの主張を踏まえ、FOTAの代表者たちは、本日の会合の延期を要求した。2010年レギュレーションの全会一致の承認が達成されるまでは新たなコンコルド協定は認められないという理由で、これは却下された」
「しかしながら、2010年テクニカルおよびスポーティングレギュレーションの基礎がパリですでに確立されたことは、FOTAのチームにとっては明白である」
「WMSCに承認され、6月24日のFIAプレス声明において明確に記されているように、“2010年以降の規則は、2009年のレギュレーションおよび2009年4月29日より前に合意されたレギュレーションとなる”。パリにおける協議においては、レギュレーション変更に関する全会一致の合意に関していかなる要請も示されなかった。WMSCの意志、そしてパリでの合意の詳細に後から反することは、F1の将来を危険にさらすことにつながる」
「このような陳述の結果として、その後のテクニカル・ワーキンググループに出席したFOTAの代表者たちは、彼らの権利を行使することができず、そのため、参加を打ち切るほかはなくなった」
「FOTAのメンバーは、誠実に、F1の将来について新規および既存チームと共に取り組んでいきたいという思いをもって、パリの合意、そしてその後の協議を引き受けてきた」

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