F1第12戦ベルギーGPの金曜フリー走行2回目は、レッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムをマークした。
現地時間午後2時から行われたフリー走行2回目の天候は曇り。コースはFP1の終わりに乾き始めていたものの、インターバル中に降った雨の影響で再びハーウウエットの路面でスタートとなった。
今回はフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがエイドリアン・スーティルに代わってチームのマシンをドライブ。一方、FP1でクラッシュしたチームメイトのポール・ディ・レスタはマシンの修復が間に合わず、セッション中盤からの参加となった。ロータス・ルノーのブルーノ・セナは開始早々にコースインしている。
序盤のセッションは、各車とも雨用のインターミディエイトタイヤで走行を始めたものの、ラインの乾き始めた開始30分過ぎにはフェルナンド・アロンソらがいち早くドライ用のミディアムタイヤにスイッチし、上位のタイムは1分50秒台まで回復した。
しかし、残り30分を前に再び雨が降り始め、全車は一斉にガレージへ帰還。その後、残り15分になってティモ・グロックを皮切りに数台がコースに復帰したものの、グロックが濡れた路面で派手にスピンするなど最後までコースコンディションが回復することなく初日のセッションは終了。トップはウエーバーとなり、4番手のフェリペ・マッサまでがウエーバーと同じく1分50秒台をマークする結果となった。
ザウバー勢は、セルジオ・ペレスが21周を走り7番手。26周を走った小林可夢偉は13番手だった。