9日、スーパーGT第7戦富士の中止を発表した富士スピードウェイは、ホームページ上で中止を正式発表。「台風9号による地元小山町の被害が甚大であることに鑑み、誠に残念ですが開催を中止することを決定いたしました」とした。
8日に本州を横断した台風9号の影響により、小山町周辺には記録的な大雨が降り、小山町内ではいまだに住民が避難する状況が続いている。また、サーキット周辺も道路が何カ所も陥没しており、サーキットにたどりつくことができる道はわずかに1本。サーキット内では懸命の復旧作業が行われていたが、9日夜、中止の正式決定が下された。
富士スピードウェイからの正式リリースは以下の通りだ。
富士スピードウェイは、9月11日(土)・12日(日)に開催を予定しておりました「スーパーGT第7戦」につきまして、台風9号による地元小山町の被害が甚大であることに鑑み、誠に残念ですが開催を中止することを決定いたしました。
富士スピードウェイ場内も一部で土砂災害等が発生し、復旧作業を進めておりますが、周辺道路が甚大な被害を受けており、大会を開催すれば、ご来場のお客様のみならず、地域住民の災害復旧に甚大なご迷惑をおかけする可能性が極めて高く、地元自治体の小山町役場からも開催中止のご要望がありました。
なお、ご購入いただきました観戦チケットの取り扱いにつき、別途発表させていただきますので、お手持ちの観戦チケット等を大切に保管いただきますようお願い申し上げます。