イギリスGP開幕前日の木曜日、ケータハムのモーターホームに多くのメディアが集った。今年の10月に鈴鹿サーキットで開催される日本GPに、1992年のF1ワールドチャンピオンであるナイジェル・マンセルが親善大使として訪れ、久々にF1マシンを走らせることになっている。この事について、マンセル本人が会見を行うことになっていたからだ。

 ケータハムのモーターホームが会場選ばれたのは、現在日本人としてただひとりF1に参戦している小林可夢偉も、一緒に日本GPを盛り上げようと会見に同席したからである。マンセルと可夢偉は、鈴鹿サーキットの素晴らしさを会見で力説。「そのサーキットで2年ぶりにレースできることは幸せだ」と可夢偉が語れば、マンセルも「鈴鹿では勝てなかったけどたくさんの良い思い出がある。そのコースを、1986年にホンダに初めてコンストラクターズタイトルをもたらしたウイリアムズFW11・ホンダで走るのは光栄だ」と来日を心待ちにしていた。

 さらに会見の最後には「可夢偉は素晴らしいドライバーであり、今は苦しい時期だが、決して諦めずに希望を捨てないでほしい。私も80年代は苦しい時期を過ごした経験があるが、ホンダによって道が開けた。そのホンダが来年からF1に復帰するのは良いニュース。これはあくまで個人的な意見だが、ホンダは可夢偉を乗せるべきだと思っている」と、可夢偉へエールを送った。

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