今月5日、フランスのマニ−クール・サーキットで2011年型GP2マシンのシェイクダウンが行われた。GP2の次世代を担うニューマシンは、F1マシンのトレンドを数多く取り入れたデザインに仕上がっている。

 GP2マシンはシャシーが3年毎に新設計され、今回マニ−クールに登場したニューマシンは第3世代のものとなる。設計・製作はこれまで通りイタリアのダラーラ社によって行われた。
 2日間のテストはGP2の経験もあるイギリス人ドライバーのベン・ヘンリーが担当したが、走行は大きなトラブルにも見舞われず無事に終了した。

 シリーズのテクニカル・ディレクターを務めるディディエ・ペリンは、マシンについて次のようにコメントしている。
「今回の走行はあくまでシェイクダウンであり、マシンがステアリングどおりに反応するか、またギヤボックスが正しく動作するかといったことをチェックするのが主な目的だった。マシンはほぼ完璧に動いてくれたので、我々も非常に喜んでいる」とペリン。

「マシンについては、見た目はもちろん挙動に関してもよりF1マシンに近づけるように設計したつもりだ。空力についても現在のF1で必要とされているものに基づいている」
「結果として、より小さなリヤウイングを設計しなければならず、すべてはそこから始まったと言っていい。リヤウイングの縮小により、多くのダウンフォースを失うことになったので、我々はそれを補うために、大きなディフューザーを設計し、さらにギヤボックスの上にエキゾーストを位置しなければならなかった」

「また、もうひとつの重要な変更として、現在F1で目にすることができるフロントウイングのパッケージがある。これは非常に広く造られており、明らかにマシンのセットアップに大きな影響を及ぼすだろう」
「パフォーマンスについての我々のゴールは、マシンのもつ最終的なポテンシャルを見つけないこと。ただひとつ分かっているのは、以前のマシンよりもわずかながらも速くなっていることだ」

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