ロシア時間、木曜の午後4時35分にFIAが第16戦ロシアGPのエントリーリストを発表した。それによれば、マルシャはマックス・チルトンとともにアレキサンダー・ロッシの名前を申請している。

 しかし、マルシャの広報によれば「これは申請の締切が木曜日の午後4時なので、とりあえず申請しただけであって決定ではない」と語る。もちろんチームはロッシ用にセットアップしたマシンを準備しており、ロッシもすでにソチ入りして、スタンバイしている。

 ケータハムのリザーブドライバーだったロッシは、ケータハムのオーナーが交替した7月にチームを離脱した後、マルシャのリザーブドライバーとなった。そして、ベルギーGPではチルトンの代わりにレースにデビューすると思われていたが、結局レース出場は果たせなかったという経緯がある。

 ビアンキが入院している三重県四日市市に火曜日までとどまっていた社長のグレーム・ロードンとチーム広報たちは水曜に日本を離れ、木曜の朝にロシアGPの舞台であるソチ・アウトドロームに姿を現した。ただしチーム代表のジョン・ブースはビアンキの家族とともに三重県立総合医療センターでビアンキの回復を祈っている。

 広報は「金曜の朝に発表する」としているが、ブースとビアンキの家族の意向を反映し、事実上は木曜の夜に決定するものと思われる。選択肢は3つ。ひとつはチルトンとロッシが出る。ふたつ目はチルトンだけが出る。または、2台とも欠場する。ただし、たとえロッシが出たとしても、ガレージやマシンからビアンキの名前は外さないとチーム関係者は語っており、あくまでビアンキとともに戦う意思のようだ。

 さらに今回の突発的な状況では、たとえマルシャが2台そろって欠場した場合でも、FOMからペナルティを受けることはないという。

 最終決定は金曜フリー走行1回目の1時間前の午前9時。果たしてマルシャの決断は、いかに? 

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