2013年に韓国のコリア・インターナショナル・サーキットでエキジビション戦を予定しているスーパーGTだが、韓国での開催について竹島問題等日韓関係が冷え込んでいるものの、スーパーGTとしては「政治的な争いが大きな問題にならない限り、5月にレースをする」という。
これはGTアソシエイションの坂東正明代表がスーパーGT第7戦オートポリスの会場で行われた記者会見で語ったもので、先日坂東代表は来季の開催に向け訪韓。レースを運営する審査委員会との協議を行ったほか、コリア・インターナショナル・サーキットを確認。また、プロモーターとソウルで会談し、今後のプロモーションやレースへの展開について協議を行ったという。
また、来季の韓国戦に向けて、地元チームであるソライト・インディゴがヒュンダイ・ジェネシス・クーペで参戦を計画しているが、これについてはGTアソシエイションとして「きちんとした形で走らせたい」と坂東代表。チームとしては、とりあえず2013年の韓国戦の出場を希望しており、2014年にはスーパーGTにフル参戦したいという意向もあるため、「そこで競争できるような車両作りをフォローしていかないといけない」という。
ただ、竹島問題など日韓関係についてはいまだに不安定な情勢となっており、今後来年5月までは慎重な判断を強いられることになりそうだ。