スーパーGTシリーズをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は5日、4月6日から開幕するスーパーGT第1戦を前に、クラスII(GT300クラス)の参加条件を発表した。
このGT300クラスの参加条件は、スポーティングレギュレーション第12条1.、および第51条に基づくもので、競技車両の参加資格、参加条件となる。GT300参加エントラントは、この定められた条件に同意しなければ参加資格を得ることができない。
すでにエントラント向けには明らかにされているこの参加条件だが、第1戦岡山までにFIA-GT3公認書がFIAから発行されていない場合、この車両の出場可否についてはGTAが別途行うとされていた。
この公認書について、4月5日時点でZENT Audi R8 LMS ultra、マネパ ランボルギーニ GT3についてFIAで公認が取得されておらず、GTAでは下記の表に対し、21号車アウディR8 LMSウルトラについては、申請されている内容について、FIAより修正指示が行われる予定であることを考慮しGTA調整値としてプラス40kgのウエイトを加算し車両重量は1330kgと定めた。
一方、88号車ランボルギーニ・ガイヤルドLP560-4については、FIAでの事務処理の遅れにより公認が遅れていると判断し、参加条件の変更は行われない。なお、この2台の参加条件は第1戦岡山のみとなっている。