スーパーGT300クラスに参戦しているHitotsuyama Racingは22日、ホームページ上で2014年の参戦体制について明らかにした。今季はチーム名がこれまでのHitotsuyama Racingから、『Audi Sport Team Hitotsuyama』に改められた。
2012年からアウディR8 LMS/R8 LMSウルトラでスーパーGTに参戦しているHitotsuyama Racingは、それ以前からスーパー耐久、マカオGTカップなどにもアウディで参戦していた。
チームは今季体制について22日に発表したが、今季のエントラント名が『Audi Sport Team Hitotsuyama』に改められた。また車名は『Audi R8 LMS Ultra』。詳細は明らかにされてはいないが、どちらにも今季はアウディの名が冠されている。
またドライバーについては、昨年までHANKOOK KTRのポルシェをドライブしていた藤井誠暢が加入。リチャード・ライアンとコンビを組む強力な体制となった。藤井は2011年にスーパー耐久でHitotsuyama Racingのアウディをドライブしているほか、07年にもJLMCでチームに所属した実績がある。
今回の発表では車名、ゼッケン21、ヨコハマタイヤ、両ドライバー等の発表に留まり、サポート体制や気になるマシンカラーリング等は開幕までに発表される予定だという。
『Audi Sport Team Hitotsuyama』のように、『Audi Sport』をチーム名の前に冠するスタイルは、WECやDTMでのワークスチーム等、アウディがサポートするチームでとられるパターン。今季のスーパーGT300クラスではBMWジャパンとコラボレーションしたBMW Sports Trophy Team Studieが誕生したように、このチームも強力な体制が敷かれるのだろうか? 今後の発表が気になるところだ。