HRTは、今後数週間のうちに上層部の体制変更を行う予定であり、そのなかでコリン・コレスがチームプリンシパルの職を離れるものとみられている。
2010年シーズン直前、ホセ・ラモン・カラバンテがカンポスを買収、コレスをチーム代表に起用し、HRTとしてF1にデビューを果たした。
F1参戦2年目を迎えた今年、チームは少しずつ進歩を見せているようだが、コレスは現在の職務から身を引きたい意向であるようだ。
ある程度の引き継ぎ期間を設けた上で、ホセ・ラモン・カラバンテか彼の息子が代わってチームプリンシパルになる可能性が推測されている。テクニカルディレクターのジェフ・ウィリスがチームプリンシパルになるといううわさも出ているが、ウィリスは現在より上級職につく可能性はあるが、チーム代表になることはないとみられている。
体制変更の時期は明らかになっていないが、コレスは2012年にウイリアムズに移籍するとのうわさも出ている。
しかしこのうわさについて、ウイリアムズの株主、クリスチャン・“トト”・ウォルフが否定したとも伝えられている。
コレスは今のところこの件についてコメントしていない。