HRT F1のチームプリンシパル、コリン・コレスは、同チームはF1において今季末まで戦うのはもちろんのこと、来季についての計画も進めていると述べた。バーニー・エクレストンのサポートの下、自身でのシャシー製作のプランを立てているという。
エクレストンがHRT F1は財政的に困窮していると述べたとの報道が流れ、同チームが今季末までもたないのではないかとの推測が持ち上がった。チームオーナーのホセ・ラモン・カラバンテはこのウワサを否定、さらにコレスはエクレストンがHRT F1の来季の技術プランについてサポートしてくれていると発言した。
HRT F1とダラーラとの契約は終了、HRT F1は来年に向けて自身でマシンをデザインするための計画を進めているところだという。
「新規チームであることを考慮した上の期待からしても、我々はまだ競争力が十分にない。今後について解決法を探っているところだ」とコレスがコメントしたと、スペインのAS紙が伝えている。
「我々は楽観的に考えている。2011年にはもっといい状態になるよう、バーニーが手を貸してくれている」
「チームは今シーズンを最後まで戦うし、すでに来季のプランも立てている。来月、カナダGPの前には確実に、自身のシャシーを作る計画について発表を行いたいと考えている」