7月9日から戦いの続いていたIRC第6戦、ラリー・ロシアは11日にフィニッシュ、シュコダのユホ・ハンニネンが優勝した。2位にもシュコダのヤン・コペッキーが着け、シュコダ・ファビアS2000の初優勝は1-2という最高の形で達成された。

 ハンニネンはスタートからフィニッシュまでラリーをリードし、コペッキーに1分20秒9の差をつけての完勝。「ファビアはラリーを通して完璧だった。チームのみんなの働きに感謝したい。走り出しからスピードあると感じていたので自信はあったけど、金、土と岩の多いステージだったので、無理をせず走った」と余裕のハンニネンは昨年のロシアに続いての2連勝を挙げた。
 コペッキーも今回はハンニネンの走りにはお手上げの様子で「ユホのパフォーマンスはスゴイね。ここの路面を走るために生まれてきたんじゃないかな、と思うほど。でも、シュコダにとっては最高の結果だし、チームのみんなに感謝したい」とコメント。

 3位にはジャンドメニコ・バッソ(アバルト・グランデプントS2000)、続いてパトリック・フローディン(スバル・インプレッサWRX STI:IRC賞典外)、ガイ・ウイルクス(プロトン・サトゥリアネオS2000)、フランツ・ビットマン(三菱ランサーエボリューション9)、アントン・アレン(アバルト・グランデプントS2000)、ボリス・ジミン(三菱ランサーエボリューション9)というトップ8となっている。

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