IZODインディカー・シリーズ第4戦ロングビーチは17日、予選セッションが行われ、ウィル・パワー(ベリゾン・ペンスキー)が3戦連続ポールポジションを獲得した。2番手にはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続いた。佐藤琢磨(KVレーシング)は19番手に沈んだ。

 タイトなロングビーチで行われた予選セッション。2グループに分かれて争われたラウンド1のグループ1では、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)がトップ2に。琢磨はこのセッションで10番手となり、KVレーシングのチームメイトふたりにも遅れ、ラウンド1で姿を消すこととなった。

 ラウンド1のグループ2では、パワーがまずはトップタイムに。ハンター-レイが続き、ジャスティン・ウイルソン(ドレイヤー&レインボールド)が3番手となった。武藤英紀(ニューマン・ハース・ラニガン)は5番手でラウンド2に進んだ。

 続くラウンド2でもトップに立ったのはパワー。ハンター-レイがまたも続き、エリオ・カストロネベス(ペンスキー)が3番手。ペンスキーはこの時点でファイナルラウンドである『ファスト6』に3台すべてが進むという好成績を挙げている。武藤はここで11番手となり、ラウンド2で姿を消している。

 最後の『ファスト6』では、レッドタイヤをセーブしたパワーがハンター-レイに0.4321秒もの大差をつけるレコードタイムをマークしまたもポールポジションを獲得。ハンター-レイ、ウイルソンが2番手、3番手となった。

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