IRL第6戦インディ500はイベント4日目を迎え、約6時間にわたるプラクティスセッションが行われた。トップタイムは、スコット・ディクソン(ターゲット・チップガナッシ)がマーク。武藤英紀(ニューマン-ハース・レーシング)は14番手、佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー)は26番手となっている。

 前日に雨が予報されていたものの、この日の天候は曇り。ほぼスケジュール通り、午後1時6分からプラクティスセッションはスタート。午後4時頃に降雨のために一時中断があったものの、降雨量は少なくほぼ予定通り6時間のプラクティスが実施されている。5時50分にEJビソ(KVレーシング・テクノロジー)がターン1でバリアに激突。マシン後部に大きなダメージを受け、ビソが病院に搬送されるアクシデントが発生したため、このクラッシュによるコーションを持ってセッションは終了している。

 一昨日のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)のタイムには及ばなかったものの、この日はディクソンが39秒7265を記録してトップに。琢磨のチームメイトであるマリオ・モラエスが約0.1秒差で2番手につけている。

 イベント4日目にして、初めてプライマリーカーで走行した武藤は42周を走行して40秒2260のタイム。武藤は「今日はレースシミュレーションを徹していたので、予選シミュレーションはやっていません。クルマはセッティングを変更する度に少しずつ良くなり、特にトラフィックでの感触はとても良くなってきています。ペンスキーの2台と一緒に走る機会がありましたが、コースのどこでも全開で走れたし、彼らに追いつくこともできました。走る度に少しずつ進歩しているのを感じますね」と語っている。

 また、琢磨は57周を走行して40秒4170を記録。「今日はいくつか違うことを試したことで、どこを変更するとマシンがどのように反応するのかを理解できました。初めてトラフィックの中での走行を経験しましたが、これは僕にとってまったく新しい世界に感じましたね。僕たちは着実に進歩していますし、マシンについてもいい感触を得ています」と、琢磨は順調に進んでいることを示唆している。

 イベント5日目となる翌19日は、本日同様に正午から6時間のプラクティスが予定されている。なお、カーナンバー「98」、「98T」でエントリーしていたCURB/アガジャニアン/チーム3Gは、インディ500から撤退することを発表した。

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