インディカー・シリーズのオーガナイザーは、1.5マイルオーバルにおいて、追い抜きを増やすことを目的に、空力に関するレギュレーションを変更することを明らかにした。
ケンタッキー・スピードウェイ、シカゴランド・スピードウェイ、ホームステッド-マイアミ・スピードウェイ、カンザス・スピードウェイ、テキサス・モータースピードウェイにおいて、チームはタイヤランプ、サイドポッドエクステンション、ブレーキバッキングプレートなどのツールの使用が許可される。これは、ダウンフォースを高めることで、オーバーテイクを促進することを狙ってとられた措置だ。
リッチモンド・インターナショナル・スピードウェイでは、ほとんど追い抜きが見られず、2位でフィニッシュしたダリオ・フランキッティは、“最低のレース”を見せることになって、お金を払って見に来たファンに申し訳ないと謝罪した。
トニー・カナーンは、インディアナポリス・スターに対してこうコメントしている。
「グリップが向上してサイドバイサイドのレースができるようになるんじゃないかな。ファンが見たがっているようなね。リッチモンドはひどいレースだった。僕がファンだったら、30周で席を立っていたよ」
